今週末に迎える岡山戦では奈良竜樹、上原慎也、フェホの3選手が出場停止。特に最終ラインは二人を欠くことになるが、財前恵一監督は「大きな不安はない」とキッパリ。
確かに今季は開幕から財前監督の積極的な選手起用が続いており、現在登録されているフィールドプレーヤーは全員が試合出場を果たしている。誰が出ても、ある程度のパフォーマンスは計算が立つ状況となっている。
今季序盤は若手を積極起用したこともあり、試合運びの不備から取りこぼすことも目立っていた。だが、そうした積極起用を続けてきた結果が、こうして安定感のある状況につながっている。
奈良に代わってCBでの先発が確実視される櫛引一紀も「毎試合、自分が出るつもりで準備してきたので、状態は整っている」。今節の結果によっては順位を6位へと上げる可能性もある。チームの総力を結果で証明するときがやってきた。
札幌の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/08/29 15:57