13日の天皇杯3回戦・磐田戦に向けて闘志を燃やしているのが奈良竜樹だ。昨季のJ1開幕戦では高卒ルーキーながらCBで先発出場を果たし、磐田の攻撃陣をシャットアウト。一躍、自身の名を全国に知らしめた。
しかし、7月の再戦(第18節)ではセットプレーから3失点を喫するなど、計23本ものシュートを打たれて1-4と大敗、苦汁を味わった。「あの試合は本当に悔しかったし、不甲斐なさを感じた。あれから1年が経って、自分がどれだけ成長できたのか手ごたえをつかみたい」と、昨季7月と同じヤマハスタジアムでリベンジをする構え。
「ここでいい結果を出せれば、リーグ戦にも勢いがつくはず。自分たちにとってはチャンス」と難敵との対戦をプラス材料へ変えていくつもりだ。
札幌の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/10/11 16:59