昨季をもって現役生活にピリオドを打った湘南のバンディエラ・坂本紘司が、3年前にJ1を戦った当時のチームと現在の湘南の違いについて語った。
「マイボールの時間が多くなったことは間違いないけど、決定力は3年前のほうがあった」と、2010年を振り返り、チャンスが少なかったことを認めつつ、少ない好機を得点につなげていたことを強調した。「今はどんな相手にでもある程度チャンスは作れているし、それは評価できるんだけど、決めきれない」と現在の課題を指摘。
さらに「内容は良い」と言いつつも「もっと結果にこだわらなければいけない」とも。「強いチームになるためには、“負けたけどいいゲームだったね”じゃダメ。それは、サポーターにも言いたい。そこで厳しく結果を求めることでJ1に定着することができる」とやや厳しめの言葉を口にした。
すべてはチームを愛する思いがあるから。“湘南に強くなってほしい”という気持ちが強く感じられた。
湘南の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(湘南担当 竹中玲央奈)
2013/08/08 18:23