「また北九州戦ですよ。何なんでしょうね、これは(苦笑)」。
第16節・山形戦で京都移籍後・初先発を飾ったカン・ソンホ。次の第17節・北九州戦では思うようなプレーができず、チームが敗れたこともあり、第18節以降は再び控えに戻ったことで、北九州戦は苦い記憶として刻まれていた。
そして迎えた前節の第25節。秋本倫孝の負傷により回ってきた先発のチャンスは再び北九州戦だった。前回対戦の苦い記憶を払しょくすべく試合に臨んだが、「前半は守備面が良くなかった。後半は修正できたしパスもさばけたけれど、存在感を示せたかといえば…」と不満の残る出来。
81分には1点リードされた状況でアタッカーを投入するため、交代でピッチを去ることに。またしても北九州戦は苦い記憶となってしまった。ただ、「公式戦は楽しかった。もし次にチャンスがあれば、自分の役割ややるべきことをしっかり考えて試合に挑みたい」と、先を見据えていた。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/07/25 10:16