6月に行われたコンフェデレーションズカップ。その大会で優勝したブラジル代表の攻撃の起点はサイドにあった。大宮のサイドのキーマンと言えば、渡邉大剛だ。チームのなかでも戦術理解度も高い彼は、その能力をどうやって身につけたのだろうか。
「中1のときからつけているサッカーノートと大きく関係があると思いますね」。国見高時代に監督の指示で書き始めたサッカーノート。毎日の練習や試合での課題・修正点をノートにつづるのだが、なんと渡邉はその習慣を現在も続けている。
「今もベルデニック監督の練習方法を毎日書いていますね。試合の日はさすがに疲れていて書けませんが、翌日には必ず書いて、反省点を見つけています」。約16年間、毎日書き続けた「大剛ノート」。これこそが彼の成長の最大の秘密かもしれない。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/07/25 09:56