大卒新人ボランチ・田中裕人が17日のアウェイ・鹿島戦に出場し、通算出場時間がプロA契約条件であるJ1出場450分に達した。
加入1年目ながら一桁の背番号『6』を背負うなどクラブの期待は高く、3月のナビスコカップ第1節・大宮戦でJデビュー。5月のリーグ戦第10節・FC東京戦で公式戦初先発を飾るなど、上々のルーキーイヤーとなっているが、危機感は強い。
自身が出場したリーグ戦はここまで3分2敗。16位と低迷するチーム事情もあるが、それを言い訳にはしない。「自分自身、ここからさらに成長していくと言うより、まずは結果。結果がついてくればさらにいいプレーが増えると思う」。
昨季リーグ23試合に出場した山本康裕がサブに回るなどボランチの競争は激しいが、結果を残すことで先発定着を狙う。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/07/22 07:45