屈強な韓国人CBが「ジェイソン」スタイルでチームを救う。
11日に行われたリーグ戦前節・柏戦で鼻骨を骨折し、15日のナビスコカップ・横浜FM戦を欠場したチョ・ビョングクが16日、フェイスガードを装着してピッチに登場。対人形式のトレーニングを含む全てのメニューを消化し、公式戦復帰に意欲を見せた。
練習後は「ジェイソンみたいですね」と笑ったが、柏戦では痛みに顔をゆがめた。それでも「負けている状況だったので、途中で代わるわけにはいかなかった」とフル出場。ピッチ上で感情を表に出すタイプではないが、内に秘めた闘争心があった。
今節の対戦相手・川崎Fとは先月のナビスコカップでも対戦しており、1-2と敗戦。しかし、同じ過ちは繰り返さない。「川崎Fは組織的なパスワークをしてくるチーム。守備陣としては攻撃陣を信じ、まずはしっかり守備をしたい」と語る背番号24が、磐田の門番となる。
(磐田担当 南間健治)
2013/05/17 19:18