長身に、分厚い肉体。そしてスケールの大きさを感じさせるシルエットは、「外国人FW」と見間違えるほど。10日、かねてより練習参加していた中村祐輝の新加入がクラブより発表された。
中村は国士舘大を経て、海外クラブに自らトライアウト。チェコやスロバキアなどでプレーしながら、人種差別という悲しいトラブルに見舞われたこともあり、帰国していた。しかし、海外で培われたパワフルなプレーはホンモノで「ウチにはいないタイプ」と強化担当者。岐阜には外国籍選手や元Jリーガーなど、5月下旬から次々と練習生がやってきているが、その中でも、いの一番に評価されていた。
「Jリーグの舞台に立てたことがまずうれしい。ただ、ここからが僕のスタート。試合に出て活躍できるように頑張ります」
未所属だったため、契約完了次第で出場可能。今節・熊本戦には間に合わなかったが、「(外国人と)よく言われるんですよ」という、日本人離れしたプレーを期待したい。
岐阜の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岐阜担当 村本裕太)
2013/07/11 20:26