8日、準々決勝で敗退したナビスコカップを含め、先制しながら引き分けに終わっている直近2試合について新井場徹に話を聞いた。前者は、「今季はタイトルを獲る、という大きな目標があって、それを口で言うのは簡単だけど、ナビスコで届かなかった認識を選手だけじゃなく、スタッフ、フロントを含めてどこまで認識できているか。もったいない戦いで敗退して、これまでのように受け止めるのか、その悔しさをリーグにつなげるのか」と問題提起。
後者(J1第14節磐田戦2-2で引き分け)については、「点は取れているので、あとはどれだけゲームコントロールできるか。次の横浜FM戦もそうだけど、経験あるチームにどう戦うか、どう勝ち切るか、といったところ。ゲームコントロールはみんなが意識してやらないといけない」と話す。「自分個人で何ができる、というわけでもないけど、練習からやれることはみんなに伝えていきたい」。
今こそ、勝者のメンタル注入を期待された新井場の存在感が待たれる。
C大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(C大阪担当 小田尚史)
2013/07/09 08:20