3日後にJ2第19節・長崎戦を控えた東京Vは12日、J1で首位を走る大宮とアルディージャ練習場で45分×2本のトレーニングマッチを実施した。
1本目は高原直泰、飯尾一慶らベテラン勢を除く主力組が出場。「マークが少し緩く感じた」と振り返った常盤聡が相手の間でボールを受けて起点を作り、好機を演出。しかし、東京Vは「決定機を3、4回作った」(三浦泰年監督)ものの、得点を奪えず41分に失点を喫してしまう。
0-1で折り返した2本目はメンバーを総入れ替えして臨み、12分に左サイドを崩され失点。その後も劣勢の時間帯は続いたが、大宮の布陣変更で生まれたスキを突き、40分にペ・デウォンが1点を返した。90分トータルでは1-2で敗れた東京V。とはいえ、指揮官は収穫を強調する。「吉野(恭平)ら、Jリーグでの経験が少ない最終ラインが(2本目を)1失点に抑えたことは評価できる」。
チームマネジメントに注力している三浦監督はそう言って目を細めた。
▶東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
▶大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/06/13 12:10