01年のワールドユースで同僚となったこともあり、同世代のFW同士として近い関係にあったのが、田原豊と日本代表の前田遼一だ。前田が1学年先輩に当たるが、田原は「マエちん」と呼ぶなど親しい間柄。今季のJリーグ、および代表で結果がなかなか出ていない「マエちん」の現在について、田原が語った。
「過去には得点も量産して、結果を出してきた。でも、いまは焦りがあるかもしれない。マエちんはすげえマジメだから。FWは結果だけで生きていかないといけない。だから、プレッシャーもあると思う」。そして田原は「何かをきっかけに、良い方向へ向かってほしい」とエールを送った。
また、「(日本代表は)パスサッカーの頂点として考えて、ファーストタッチのうまいマエちんを使っていると思う。でも、足下のうまさあるマエちんと、常に裏を狙う駆け引きをする(佐藤)寿人の2トップのほうが、相手のDFラインは嫌だと思う」と、持論も展開した。
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(横浜FC担当 田中直希)
2013/06/12 18:59