磐田は3日、和歌山市にある「紀三井寺公園陸上競技場」で1週間に渡るキャンプをスタートさせた。この日はオフ明けかつ移動日ということもあり、1時間弱の短時間での練習となったが、キャンプ初日から対人形式のメニューを行うなど密度の濃い練習となった。
練習後、「僕がチームを見てきて考えている部分を選手たちに伝えたい」と抱負を語ったのは関塚隆新監督。キャンプでは午前、午後の2部練習を通じ、あらためてチーム作りを進めることになる。また、新指揮官が「僕自身、先入観を持ちたくないし、選手間で競争してほしい」と語ったとおり、ポジション争いの上でも重要な1週間となる。
前田遼一、駒野友一、伊野波雅彦の日本代表組はW杯最終予選のため不在だが、そのぶん残った選手たちに活発なアピールを期待したい。
(磐田担当 南間健治)
2013/06/03 21:00