FC東京の外国籍選手は、自分の髪型をネタに話をすることも多い。
ランコ・ポポヴィッチ監督、ネマニャ・ヴチチェヴィッチ…。
何をネタにしているかは、もうお分かりだろう。FC東京を取材しているライターのG氏がバッサリ髪を切ったときには「ちょっと分けてくれれば良かったのに」とポポヴィッチ監督が笑いをとったりする。その後、少しの間が空いてから取材陣に笑いが起こるのも、恒例だ。
そして先日、グルイッチコーチもかなり刈り込んできた。もはや、風前の…いや、やめておこう。つまりは、そういう感じだ。
本人に「さっぱりしましたね(日本人的な聞き方)」と話しかけたところ、
「そうだね! 次、切ったときはもうゼロだね!」と返答が。
……。
同性のため、なんだか笑い事ではない気がするのは、自分が日本人だからだろうか。欧州ではそっちの方がダンディーと言われるようだし…。
異文化コミュニケーションである。
(FC東京担当 田中直希)
2013/06/03 19:00