一部の熱狂的なファンが注目してやまない、Jで最も有名なベランダ農園が大分の地で復活した。
07年、児玉新が清水在籍時に園芸キットを購入し気まぐれで始めた枝豆栽培。成長記録を公式ブログに掲載したところ、あまりの「テロテロ」ぶりが話題となり、園芸好きのサポーターからアドバイスを受けた。
ノウハウを積んだ翌年にはさらなる収穫量を得て「児だ豆」と名づけられ、本人直筆の絵手紙付きで第29節・川崎F戦の来場者に抽選でプレゼント。さらに翌年はゴーヤにミニトマトとラインアップを拡充し、オリジナルデザインのTシャツやエコバッグもプロデュースするなど多角的に手を広げた。
今季は大分に移籍し、温暖な地での農園再開が今か今かと待たれていたが、ついにトマトの植え付けを完了。苗はまだ10センチに満たないが、家族で成長を見守っているという。「児だ豆」に続く「児だマト」の、実りの時が待たれる。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/06/03 19:00