川崎Fは今季、序盤戦から出遅れ、下位に沈む時期が続いた。しかし、5月に入るとチームは無敗で乗り切り、順位も8位にまでジャンプアップした。そんななか、チームはホーム・等々力競技場で5勝3分(カップ戦を含む)と負けなしの状態だ。なかなか勝てなかった時期も、ホームでは悪くても引き分けで勝ち点1を奪い続けたことが、極端に下位に沈まなかった要因でもある。
そんな等々力競技場について、新戦力の選手たちもあらためて、独特の雰囲気を感じ取っている。「ここに集まるファンは本当に熱い」(山本真希)、「フロンターレファンの盛り上がりはすごいよね。スタジアムの雰囲気もいつもいい」(大久保嘉人)。そう語ってくれた新戦力の二人も、自身がゴールを挙げた後は、必ずサポーター席目掛けてダッシュで駆け寄るほど。
そんな私も今季から担当が変わり、あらためて等々力の雰囲気を楽しむ一人。等々力劇場、やはり特別な空間である。
(川崎F担当 西川結城)
2013/06/03 18:00