3連勝で4位に浮上し、試合内容も少しずつ上向いてきた京都。前節は途中出場の久保裕也が見事なミドルシュートを決めたが、2トップで先発の続く横谷繁は5試合、三平和司は9試合、ゴールから遠ざかっている。
3日に行われる北九州戦に向けての取材時も「決めたいですね。前の試合ではGKとの1対1のチャンスもあったので」と横谷が言えば、「山形戦では前半から何回かチャンスがありながら得点できなかったので残念」と三平。こちらの質問に対する返答ではなく、二人とも自らゴールへの欲求を口に出した。
三平については得点以外では良い動きをしており、決定機にも顔は出しているだけにゴールの予感もあるのだが、本人いわく「予感は…ないですね(苦笑)。でも、そんなもんですよ。試合が始まって、ピッチの中でそういう感覚って沸いてくるもんですから」とのこと。
現在は宮吉拓実や原一樹が負傷中。前線の選手層が薄くなっているだけに彼らの活躍、そしてゴールに期待したい。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/06/01 21:54