蜂須賀孝治はルーキーながら左右のSBで試合出場を重ねているが、特にアウェイ戦での出番が多い。次節の会場はJ屈指の厳しさを有する埼玉スタジアム。蜂須賀は大学時代もこの場所でプレーした経験がなく、ピッチに立ったときのイメージはまだ湧かないという。
しかし、ACLでのアウェイ3試合すべてに出場した蜂須賀にとって、海外アウェイの雰囲気は強烈なインパクトを持っていたようだ。特に3月の江蘇舜天戦(南京)では「あれを経験したことが後々のアウェイで生きるようになりました」と、44000人以上にブーイングを受けながらプレーした経験を次節含むアウェイ戦で生かそうとしている。
蜂須賀は自己分析によれば、その場の熱い雰囲気に乗っかるというよりも、周りが熱いときこそ冷静になろうとするタイプということで、「まずは守備を重視して、0-0で進む時間を長くできるように冷静でいたい」と展望している。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/28 16:46