15日のACLラウンド16第1戦・敵地での全北現代戦で、右SBのポジションを務めた鈴木大輔。SBキム・チャンスの出場停止により出番が巡ってきたが、「公式戦ではやったことがないポジション」(鈴木)だったため、多少の不安はあったという。それでも、相手の“ロングボール”戦術に対応し、試合は完封勝利。17日の練習後には「危ない場面は周りの選手に助けられた。押し込まれた中でも、ゼロで勝てたことは良かった」と話し、安どの表情を見せた。
今節、中2日でのリーグ戦でホームに迎えるC大阪には、山口螢、扇原貴宏、杉本健勇など、昨季のロンドン五輪をともに戦った“盟友”が数多く在籍。鈴木が新天地に移ってからは初めての対戦となる。
今季は2列目での起用が多い山口について、鈴木は「螢は点に絡む仕事が今年に入ってすごく増えた。得点力もあるし、疲れた時間帯に良いところに入ってくる運動量や技術を持っている選手」と話し、警戒していた。
(柏担当 郡司聡)
2013/05/17 19:57