昨年9月17日の愛媛戦で右ひざの前十字じん帯を損傷し、約全治10カ月の診断を受けていた中島崇典が、8日から全体練習に合流している。「まだ動きが鈍い。もうちょっと時間がかかる」と本人も言うように、本格復帰はこれからだが、練習ではさすがのキック精度と縦パスのうまさを見せている。10日の居残り練習では、大久保哲哉に対して素晴らしいクロスを何本も入れていたのを間近で見たシュナイダー潤之介が「クロスは完璧。ジャンボとの相性もバッチリ」と賞賛していた。13日にはS.C.相模原との練習試合が組まれている。「短い時間でも出られたらいい。やれる限り、プレーしたい」と前を向いた。SBにけが人が多発している現状もあり、無理をせずとも、何とか早く復帰してほしいものだ。
(横浜FC担当 田中直希)
2013/05/10 15:56