前節の山形戦で8試合ぶりに先発出場したルーキーの島田譲。試合は激しい打ち合いの末に4-3で競り勝ったが、島田は「個人的には何もできなかった」と悔しさを募らせた。
「相手のプレッシャーが厳しい中でもサポートを速くして攻撃につなげる役割をしないといけない。久しぶりに先発して力を発揮することは難しいことかもしれないですけど、それは言い訳にできないし、チャンスをつかんだときに自分のプレーをできないっていうことが自分の現状だと思います」。
チャンスをつかめなかったふがいなさを語った島田が、「刺激になるのは間違いない」と話すのが早稲田大で同期だった富山貴光の存在だ。J1の首位に立つ大宮で3得点を奪う活躍に、「あそこまで活躍するなんて正直、思っていなかったんですけどね」と笑いながら、「チャンスをつかんで自分のプレーを出し切りたい」と、話した。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/05/09 19:25