FC東京に同期入団、さらにFC東京U-18時代の先輩でもあった阿部伸行との対戦を楽しみにしているのが権田修一だ。
「練習からずっと高いレベルで競争できた」と共に練習していた当時を振り返り、「GKはチームと別に辛い練習をやりますが、それを一緒にやってきたという特別な思いがある」と続けた。阿部は4つ年上になるが、U-15時代にも、「面倒を見てくれた先輩」だったそうだ。
それだけに、阿部の特長も良く知る。
「チームは苦しんでいるけれど、ノブくんはこういうところで強いタイプ。『それを止めるの?』っていうシュートを止める。遠くからのシュートは入らないと思う。GKにとってノーチャンスなくらいの攻撃をしないとゴールを割らせてくれない。攻撃の精度を上げないといけない。それに、攻撃のリスタートも早いから気をつけないと」
最大限の賛辞とともに、チームに対して警鐘も鳴らしていた。
(FC東京担当 田中直希)
2013/05/09 19:20