お疲れさまです。
今日の練習場の気温、33℃(記者体感による推測)、午前中の練習ながら照りつける太陽にさらされっ放しの中での練習は見ていても本当に過酷なものでした。見ている方も大変なのですが…どんどん、黒くなっていっております。阿部巧選手に追いつけるかもしれません…
そんな横浜FCですが本日はこれといったネタがなかったので小ネタ集のような感じで紹介していきたいと思います
○夏と言えば俺の季節
この酷暑、引き上げてくる選手たちも一様に「暑い…暑すぎる…」とぐったり。そんな中、声を張り上げる熱い男が。それは難波宏明選手。「全然、平気!」とハイテンション。ただでさえ暑いのに難波選手の近くにいると余計に暑くなりそうなくらいハイテンション。「これくらいの暑さ…最高でしょう!」と熱い男にとってはこれくらいの暑さは何ともないようでした…恐るべし、キャプテン…
○移動手段が気になる
次節はアウェイでの富山戦。アウェイ戦となれば当然、移動が待っています。そんな中、移動手段を気にしているのがペスンジン選手。実はちょっと飛行機移動が苦手とのこと。理由を聞くと
「以前、どこかのアウェイのときに飛行機がめちゃくちゃ揺れたんですよ。降りるまでがめちゃくちゃ速くて…。降りるっていうことで高度を下げたのに降りずにまた高度を上げたりもしたし…そのイメージがあるので飛行機は
ちょっと苦手です。韓国に帰るときは大きい飛行機であまり揺れないから大丈夫なんですけどね」
とのこと。富山まで飛行機となれば大型機ではないためにそのことを教えてあげると
「そうなんですか…」
とテンションが下がっていたスンジンなのでした
○監督のすごさ、チームメートへの感謝
鳥取戦、チームはそれまで試合の流れの中でオプションとして使用してきた[4-3-2-1]を初めて試合のスタートから採用しました。このことについて語ってくれたのがシュナイダー潤之介選手。
「千葉戦に負けた後、連敗はできないし、8月の上位対決に向けても落とせない試合でああいうチャレンジをする。常々、『責任は自分が取る』って監督は言ってくれるから選手たちはチャレンジできるし、だからこそ、鳥取戦は[4-3-2-1]でもできるっていうことで応えたかったんですけどね。良い内容にはできなくて残念です。でも、ある種の賭けだったと思うんですけど、そういうところで結果を出す監督はあらためてすごいなって感じました」
しっかりと監督の意図をくんでいるところは、シュナイダー選手が山口監督に対して思っているように記者としてもシュナイダー選手にさすがだなっていう気持ちになります。
そして、もう1つ振り返ってくれたのがチームメートへの感謝。鳥取戦は相手のゴールがオフサイドで取り消され、鳥取の選手が抗議をしている間にシュナイダー選手がプレーを始め、カウンターから2点目を奪いました。
「映像で見返したら、あの瞬間、7人が動き出してたんですよ。実質、7対3くらいの場面を作っていて、ああいう切り替えの姿勢は素晴らしいですよね」
さらに記者がすごいなと感じたのが83分の場面。相手ゴール前でのパスワークがうまくいかず相手に奪われカウンターを浴びます。このとき、即座に切り替え守備に入ったのが大久保哲哉選手と田原豊選手でした。チーム全体で粘り強く守るという意識が表れている場面でした。映像で見返せる方にはぜひ、見返していただきたい場面です。特に大久保選手は先発で出場し、あの時間までプレーし疲労もあったはず。その中で最終ラインまで戻り、相手のサイドの選手にプレッシャーをかけていました。そのことについてもシュナイダー選手は
「あの場面も素晴らしかったよね。ああいうのができるか、できないかは意識の問題。ああいうことができるということは監督が求めている意識が本当に浸透しているからだと思う。特にジャンボは毎試合、体重が3kg減っている。それはチームのみんなが知っているし、最近はゴールがないけどそれでもチームのために献身的にやってくれている。だからこそ、みんながジャンボに点を取らせてあげたいと思っている。富山戦がそうなればいいよね」
という風に振り返ってくれました。チームの好調の要因が感じられる良い話だと思います。
それでは。
(横浜FC担当 杉山文宣)
2012/07/25 21:00