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柏から新加入の林陵平選手が、7月25日の練習からチームに合流した。山形での初日練習を終えたあと、囲み取材に答えてもらった。

――練習に参加した感想は?
「雰囲気もいいですし、監督から、チームになじんでくれみたいな感じをすごい出してくれていろいろな人を紹介してくれたりとか、ほんとにすごい雰囲気のいいチームだなと思いました」

――移籍にあたって、悩んだか?
「もちろん、悩むというか考えることはありますけど、自分にとって何が一番いいのかという決断なので、全然悔いとかないですし、ここで結果出してステップアップするための移籍だと思ってるので、ここで結果を出したいと思っています。J1昇格するために来たので、遊びに来たわけではないですし、J1昇格するための力になれればいいなと思っています。ゴールという結果でアピールしていきたいと思います」

――持ち味は?
「左足のシュートだったり、ボールをもらってはたいたりとか、というところです」

――ポストプレーも随分練習していたと、エルゴラ柏担当・田中直希記者の情報もあります。
「あっちでいいトレーニングができたので、それをこっちでしっかり出せればいいと思っています。磨きをかけるためにやるもので、体も大きいし、そういうのも特長になっていければ幅も広がると思っているので、自分の成長のためにやっています」

――背番号39だが?
「30番以降しかなかったというのもあるし、『サンキュー』という意味で39にしました」

――誰に対する「サンキュー」か?
「この移籍に関わった人ですし、レイソルで応援してくれた人もいるし、どこへ行っても応援してくれるサポーターもいるし、山形に来て山形で応援してくれる人もいるので、感謝の気持ちを込めて39です」

――チームには明大出身者が多いが、もうコミュニケーションは取ったか?
「ちゃんさん(石井)は1個上の先輩で、宮阪は3個下で、宮沢さんは顔は知っていたんですけど、たまにあいさつに行くぐらいで。でも全員いい人なので、すぐなじめると思います」

――今日は比嘉選手と一緒にいる時間が多かったが?
「そうですね。比嘉はレイソルのときに一緒だったので。比嘉にはいろいろ聞きやすいので、まずは比嘉からいろいろい情報を聞いて。でも、1日目にしては、みんなとすごいしゃべったし、1日目の感じはしないです」

――イブラヒモビッチ選手も移籍時期が同じくらいになりましたが?
「そうですね。イブラヒモビッチも移籍したし、イチローも移籍したし、林陵平も移籍と(笑)」

――イブラヒモビッチ選手のどこが好き?
「あの体格であの足元があるし、何でもできるし、あんな選手、ほかにいないんじゃないかな、と思います。195 cmあってあのプレーされたら、誰も止められないんじゃないですか? 決定的な仕事もできるし、パスもできるし、そういうオールラウンドなところが好きです」

――イチロー選手の会見を見て感じたことは?
「あの人はプロフェッショナルなので、何か考えてたと思いますし、チームのこともそうだし、いろいろあると思いますけど、ああいう方はどこでも活躍できると思うし、自分もそういう選手になりたいなと思います」

――今季、山形での目標は?
「あと17試合あるので、試合に出たなら1点は取りたい。10ゴール、二桁はめざしています。最初から『5点ぐらい』とかそんな目標ではダメだと思いますし、二桁取るつもりでやりたいと思います」

――知っていると思うが、行きつけだった「カプリチョーザ柏店」は柏にしかないが?
「そうなんですよね。でも(山形駅ビル内の)エスパルに、7月30日にできるという情報を入手してます」

――それを聞いて移籍を決断した?
「それはないです! それはないですけど、山形にあったらいいなと思って調べたんですよ。そしたらなんと、7月30日にできると。でもちょっとそれをメディアに言われちゃうと、俺が行きにくくなる(笑)。まあでも、柏店ではお世話になりました」

25日、山形の練習に早速合流した林選手(左)。サーキットでは中島裕希選手とペアを組んだ