先日、加入内定が発表された元韓国代表DFイ・ガンジン選手がチーム練習に合流した7月31日。小野路グラウンドでのトレーニングにはもう一人新しい顔触れがありました。町田市出身で現在山梨学院高に通う、プロ志望の3年生MF齋藤翔太選手(18)です。8月4日までの5日間の予定で練習生としてチーム練習に参加することになり、31日、その初日を迎えました。
この日の練習はミニゲームが中心のメニューとなりましたが、齋藤選手はゴールを決め、存在感をアピールしました。ポジションは右サイドハーフやFWで、「地元に生まれたJリーグクラブであるFC町田ゼルビアに入りたい」とその思いを語りました。町田市立小山田小学校の5、6年生のときの担任の先生が、なんと現在クラブの代表を務める守屋実代表だったということで、町田とは少なからず縁のある選手です。
「今日は(練習参加)初日で、自分のプレーはあまりできなかった。守備もしたけど体力的に疲れてしまった。また、ボールを引き出す動きや声も足りなかった。5日間で慣れていって、自分の持ち味であるスピードをいかに出せるかだと思う。悔いがないように、最終日まで頑張りたい」と、齋藤選手は意気込みを語りました。
ちなみに憧れの選手は町田のFW勝又慶典選手とのことで、その理由は「スピードを生かしてゴールに向かう姿勢が自分と似ているから」。練習参加は5日間と短い期間になりますが、プロ志望の18歳の奮闘を見守りたいと思います。
【PROFILE】
齋藤 翔太(さいとう・しょうた)
1994年6月15日生まれ、18歳。東京都町田市出身。176cm/65kg。町田JFC→東京Vジュニアユース→山梨学院高。利き足は右。憧れの選手はスピードを生かすタイプの選手である勝又慶典選手と永井謙佑選手(名古屋)。
(町田担当 郡司聡)
2012/07/31 18:40