W杯ロシア大会にG大阪から唯一招集されていた東口順昭が9日、チームに合流した。「ちょっとオフが短いですけど、もっと短い国内組の選手もいるし、チーム状況が状況なので」と16位に沈むチーム状態に危機感を覚えながら、早速汗を流した。
疲れを見せることもなく、紅白戦で主力に入った東口は練習後に囲み取材に応じたが「W杯の経験で得たものは」というお決まりの質問に「難しいですね。一つ挙げるとしたら、うーん」と熟考した後「どういう状況でもチームが一つになればどんな困難でも乗り越えられると証明できたと思うし、それが一番、自分の中でも衝撃で、得たもの」と振り返った。
4試合を通じて出場機会はなかったが「僕自身がやってきたことに悔いも後悔もないし、やれることは全部やった」とキッパリ。日本代表から気持ちを切り替えて、G大阪の守護神として低迷するチームを最後尾から支えるつもりだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2018/07/10 12:51