17日にホームで山形戦を控える横浜FC。一昨季まで山形でプレーしたDF西河翔吾にとっては古巣との対戦となるが、練習場で話を聞いたところ、「僕の知っている山形と違い過ぎて……」というのが第一声だった。
「監督も違うし、選手も違うし。(最近先発した瀬川和樹、高木利弥、汰木康也、山田拓巳以外に)あとはチャミ(宇佐美宏和)と(松岡)亮輔、タツさん(石川竜也)くらいですか、試合に出ているのは。だから全然違うチームだなという印象です」
昨季第16節での対戦時の先発は田代真一(現・長崎)以外は同じ釜の飯を食べた仲間ばかりだったが、今季はたったの4人。厳しいプロの世界も「まあ、そんなもんじゃないですか」とクールに受け止める西河だが、「楽しみは楽しみですけど、ここまで変わっちゃうと……」と、“古巣戦”という響きに多少の寂しさもあるようだ。
当の西河も現在、3試合連続で先発を外れ、プロの厳しさにさらされている。「まあまだ3試合ですし、ここからまた頑張ります」と、古巣戦を自身の価値を証明する試合にしたいところだ。
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/06/16 07:00