清水の鎌田翔雅が15日、28歳の誕生日を迎えた。番記者陣がそろえた100均のパーティーグッズを着用し、カメラ撮影に快く応じてくれるなど、鎌田は28歳になっても相変わらずの“良い人”。「(今節・C大阪戦は)ゴールを決められたら最高だが、それよりも次の試合に勝って良いスタートを切りたい」と、28歳最初の試合に向けて抱負を語った。
ところで、鎌田にとってC大阪戦と言えば、昨季J2第7節で左ひざ前十字じん帯損傷という大けがを負った因縁の試合でもある。そこから復帰したころには、シーズンも最終節を迎えていた。「自分がつぶれた試合でもあるし、意識はしてしまう。でも、そこはコントロールをしながら集中しなければいけない」と、このときばかりは真剣な表情で話した。彼にとって特別な試合、その最後は笑顔で飾りたいところだ。
(清水担当 田中芳樹)
2017/06/16 07:00