日本代表DF太田宏介(フィテッセ/オランダ)が、自慢の左足を生かしたプレーで虎視眈々と出番を狙っている。
先月に続いて、2カ月連続で代表に選出された太田。前回の招集時同様、依然所属先のフィテッセではベンチスタートの日々が続くが、「それでも先月に代表に来たときよりは、最近はカップ戦で90分間プレーできたし、少しは良い状態」と話した。
そんな太田は、今回のロシアW杯アジア最終予選・イラク戦に向けて、すでに万全なシミュレーションを行ってきたという。先月行われたイラク対豪州戦の試合映像をしっかりとチェック。「イラクはセットプレーの対応に弱い。中東のDFはボールウォッチャーになりがちだし、豪州の2点目のゴールもファーサイドにマークがついていけていなかった。厳しい試合をモノにするためにはセットプレーは大事。自分も左足のキックで、勝利に貢献したい」と、相手の弱点を挙げながら自分の長所をアピールした。
文:西川結城(エルゴラッソ日本代表担当)
(BLOGOLA編集部)
2016/10/03 21:46