ナビスコカップ第4節・神戸対大宮は、Aグループの1位と2位の直接対決。この重要な一戦で、大宮の最終ラインはルーキーの山越康平を除き、神戸に縁のある選手たちがズラリと並びそうだ。
予想される最終ラインは、右から奥井諒、山越、河本裕之、大屋翼。地元出身で、かつて神戸でキャプテンも務めた河本は「(古巣戦は)楽しみだし、初めてのことなので、楽しみつつしっかり結果が残せるように頑張りたい」とコメント。「ペドロ(・ジュニオール)がすごく調子良いみたいなので、しっかりつぶせるようにやっていきたい」と古巣を止めるための策に思いを巡らせている。
右SBの奥井はリーグ戦でも徐々に存在感を強めており、逆サイドの大屋も出場機会こそ多くないが、常に万全の準備を続けてきた。
大屋は“神戸トリオ”について「(この3人で)人を呼べるか知らないですけどね(笑)」とおどけつつも、「でも、絶対に負けたくないというのはある。うまいことパワーに替えられたらいい」と闘志を隠さない。神戸の強力攻撃陣をストップし、3人そろって古巣に健在をアピールしたい。
(大宮担当 片村光博)
2016/04/20 09:59