15日の天皇杯4回戦は古巣・甲府と対戦するクリスティアーノ(クリス)。記者陣が彼の取材をしていたら、怪しいブラジル人記者がマイク……もとい木の枝を握って我々の会話に入ってきた。
エデルソン記者の質問は「次の試合に勝つ準備はできているか?」
クリスは「もちろんそのために練習してきている」と力強く回答していた。
エドゥアルド記者の質問は「前にいたチームだけど、特別な感情はあるか?」
クリスはこれに対して「もちろん勝ちたい。甲府戦は続けてゴールを決められているので、また続けられればいい」と抱負を語っていた。
2人が去ったあとには、来季の去就について少し寂しい会話もあった。
「最初は柏に残りたいという気持ちが強かった。それが難しくなったいま、次に起こることを待つしかない。正式なオファーはブラジルから一つあっただけ」と明かしたクリスティアーノ。ブラジルからの話は既に断ったとのことで、「日本が長いですし、家族も日本が好き。日本に残りたいという気持ちが強い」と、Jクラブのオファーを優先する考えを口にしていた。
(柏担当 大島和人)
2015/11/12 17:03