次節(明治安田J2第36節)の相手の讃岐は、北野誠監督が率いて5年目。北野監督は05年から09年まで熊本でコーチを務めていたこともあって(最後の09年には監督にも就任)、讃岐には上村健一コーチや木島良輔、岡村和哉、山本翔平、高橋泰、仲間隼人ら熊本に在籍したスタッフや選手が多い。そのため05年から12年までを熊本で過ごした市村篤司にとっては、「熊本の次に対戦が楽しみなチーム」だという。
今年前半での対戦(J2第12節/1●2)では出場停止だった市村は、北野監督にぜひ聞いてみたいことがあるそうだ。
「北野さんが熊本で監督のときは、失点が多かったけど攻撃的なサッカーだった。今は讃岐で真逆のサッカーをしているので、どうしてかな?、と」
現在の讃岐は、リーグ3位の失点数の少なさを誇る堅守とカウンターが武器。「選手も自分たちのスタイルに自信を持ってやっている。僕らもそこに負けないようにしたい」と、横浜FCのスタイルで恩師に「ひと泡吹かせる(笑)」つもりだ。
(横浜FC担当 芥川和久)
2015/10/08 19:57