離脱していた高橋祥平が全体練習に合流している。21日はフィジカルトレーニングやミニゲームで汗を流し、22日に行われた紅白戦では主力組の左CBでプレー。懸命にボールを追いかけた。
高橋祥は「復帰できたのは良かった」と率直に話しつつも、「(プレーの)感覚とか体力的には大丈夫だけど、(筋肉系の)キツさはありますね。しっかり体を動かしていきたい」と抱負を語っている。
離脱中は苦悩の時期だった。「チームが勝っても負けても『何で俺は出れないんだ』ってストレスはありましたよ」と打ち明ける。離脱中は「タク(岩波拓也)、頑張れよ」「リョウスケ(前田凌佑)がんばれ」などと試合に臨むチームメートにエールを送る姿も見られた。待ちわびた瞬間を噛み締めているに違いない。
高橋祥は「メンバー(入り)かどうかはわからない。100%のプレーを出して、先発で出れるようにアピールしたい」と真剣な表情で伝えている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/09/22 15:39