9月21日に、菅井直樹が31歳の誕生日を迎えた。オフが明けた22日の練習後には、素早く帰ろうとしたところをチームメートに捕まり、祝福の放水を受けていた。ベテランと呼ばれる年齢となったが、心身両面の変化について訊いたところ「いくつになっても変わらないんです。同じ生活のリズムの中で調子を上げてここまでやってきましたし、現役を続ける限りそんな感じかと」と、苦笑いした。
03年にプロ生活をスタートさせて、今季で13年目。出身地・山形県のJクラブとの対戦“みちのくダービー”も何度となく経験した。今季は明治安田J1・1st第1節(2○0)でも得点に絡むなど、活躍し、Jリーグヤマザキナビスコカップ第6節(1●2)では途中出場。だが、今節(2nd第12節)のように、誕生日の直後に山形戦を迎えるのは初めてのことだ。「この試合はいつも特別なモノ。勝つことだけを考えてトレーニングします」と、勝ち点3を目指して闘志を燃やしている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/09/22 15:13