死闘の末に勝ち切ったACLの準々決勝第2戦・全北現代戦。3-2の死闘を制したG大阪にとっての誤算は丹羽大輝が前半にPKを与えた際に、警告を受けたことで準決勝第1戦で出場停止になったことだ。「ツモってしまいました」と苦渋の表情を浮かべた丹羽だが、長谷川健太監督はPKを与えた場面のプレーを試合翌日の17日、こう振り返った。
「昨日、シュートブロックをよけたのは大輝らしくない。本来は顔面ブロックしないといけないところをよけて、ハンドを取られていた」(長谷川監督)。第1戦では相手のシュートをもろに顔でブロックしたが、丹羽自身も第2戦を前に「同じシチュエーションがあれば、もう一度顔で行きます」と公言していたはずだった。
ACLでスーパーな外国人アタッカーとの対峙を楽しんできた丹羽だけに、広州恒大との第1戦に出られないのは痛恨だ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/09/18 13:33