代表組4人を欠いて挑むJリーグヤマザキナビスコカップの準々決勝第1戦・名古屋戦について、長谷川健太監督は「清水の舞台から飛び降りるような気持ちで送り出す選手もいる」と冗談気味に明かす。
そんな選手の一人になりそうなのが、初先発となる右SBのルーキー平尾壮だ。米倉恒貴と丹羽大輝という右SBをこなす代表組が不在の上に、オ・ジェソクはJ1・2nd第9節・湘南戦の直前にウイルス性の腸炎に感染し、ベンチ外に。「3kg体重が落ちたので使える状況じゃなかった」と長谷川監督も話すだけに、平尾に白羽の矢が立つ可能性が濃厚だ。
すでにスルガ銀行チャンピオンシップのリバープレート戦で途中出場はしている平尾は「リーベル戦では攻撃面の印象を残せなかった。ナビスコで出られたらドリブルで相手をかわしてのクロスやシュートを見せたい」と意気込んでいる。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/09/01 18:09