クラブが未だ手にしていないタイトル、スルガ銀行チャンピオンシップに向けて指揮官の頭では既にピッチに送り込む11人が定まっている。
「代表組以外にもガンバには良い選手がいる」と公言したとおり、代表組に頼らないメンバー構成で挑む予定だが、唯一の泣きどころが層の薄いSB。そんなポジションに抜擢されるのが井手口陽介だ。「陽介がいいんでね。右SBで行こうと思っている」と長谷川健太監督はボランチの井手口のコンバートを明かした。
リーベル戦に向けた練習ではルーキーの右SB平尾壮と天秤にかけた恰好だが、「陽介は球際が強いし、壮よりもポジショニングが良かった」(長谷川監督)。南米の雄相手に2年目の井手口の力が試される。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/08/09 10:27