長期離脱していた渡部博文やウイルソンが復帰し、仙台では明治安田J1・2nd第9節・新潟戦のメンバー入りを目指し、激しい競争が繰り広げられている。
23日の練習試合・作新学院大学戦(6○0)で活躍した杉浦恭平も、序盤戦のようにコンスタントなメンバー入りを目指す。「どの選手もモチベーション高く結果にこだわることが、チーム全体の士気を高めることにつながります」という意気込みのもと練習試合に臨んだ杉浦。一本目の33分に奥埜博亮とのパス交換から鮮やかなミドルシュートを決めると、40分には正確なクロスで二見宏志のゴールをアシストした。
1得点1アシストの活躍にも「ここで満足せず、さらに調子を上げたい。いまのチームに一番必要な勝利のために、プレーはもちろん、意識を高く持って練習することでチームの力になりたい」と気を緩めない。27日のシュート練習でも切れ味のあるプレーを見せた杉浦のような刺激も加わり、仙台は次節で3試合ぶりの勝利を狙う。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/08/27 18:53