明治安田J1・1st第14節・神戸戦(1○0)に勝利した仙台。カップ戦とリーグ戦が短い間隔で続くが、「勝ち点3が何より疲労回復の薬」と、渡邉晋監督はチームの雰囲気から実感している。
6月1日の練習は、心身のリラックスも兼ねた“サッカーバレー”とでもいうモノだった。3対3で、サッカーボールを自陣内でワンバウンドさせたあとに、必ず3人の足か頭でのボールタッチを経て相手陣内に返すルール。時間内でポイントの多いほうが勝ちで、負けたほうのチームがコートを移動する。
4試合をプレーし、一度も移動しなかった、つまり全勝だったのが六反勇治、渡部博文、山本大貴のチーム。良く声をかけ合ってポイントを重ねていた。石川直樹・菅井直樹・丸山亮太コーチのチームが謎の壁を作ったりトリッキーなプレーをしかけたりしても動じず、蜂須賀孝治・二見宏志・藤村慶太チームが長時間のラリーで持久戦に持ち込んでも焦れず、連戦連勝を飾っていた。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/06/01 17:43