8日の首位・大宮との一戦(明治安田J2第22節・札幌ド)に向け、バルバリッチ監督は同じ旧ユーゴ出身の大宮FWムルジャを警戒する。
「ポジショニングと動き出し、そして決定機を確実にモノにする決定力は見事」と絶賛。そのうえで「ムルジャが後方に下がらなくとも、ちゃんと彼のところにボールが届けている」と大宮のチームとしての実力もリスペクトする。
ただし、それでも締め括りに強く発したのはいつもの言葉だ。「一番大事なのは、私達が積み上げてきたものをしっかり出すこと」。前半戦は昇格プレーオフ出場圏内の6位で折り返し、後半戦は大宮、C大阪という強敵との連戦でスタート。この2戦で勢いをつけ、浮上の契機とするつもりだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/07/06 19:45