前節(明治安田J2第21節)・長崎戦(1○0)の88分、9試合ぶりに富山貴光が公式戦のピッチに立った。J2第12節・北九州戦(2○0)で途中出場して以来となる出番を与えられ、短い時間ながらも守備に奔走し、一度はチャンスも迎えた。
富山は長崎戦を振り返り、「試合を終わらせるという意味で投入されたので、勝てたことは良かったけど、一回チャンスというか、ボールが来る場面があった。あそこで決め切りたかったし、決めていれば試合の展開ももっとラクになっていた」と悔やみ、「ワンチャンスに懸ける思いや、技術を発揮できるように練習からしっかりやっていく」と語った。
ここまで無得点の富山だが、このまま終わるつもりはない。後半戦に向けては「いろいろな選手が得点しているけど、FWが点を取るのもすごく重要だと思う。チャンスが巡ってきたときに結果を残せるようにやっていきたい」と意気込む。9番を背負うストライカーの逆襲に期待したい。
(大宮担当 片村光博)
2015/07/06 19:50