前節の明治安田J2第18節・横浜FC戦(1●2)、前々節の大分戦(2△2)と、京都は2試合続けて相手に直接FKを決められ、失点している。
このことについて17日の練習後、和田昌裕監督は「ファウルする必要はない状況でしている」と指摘。山口智は「与え方も考えないといけない。無理に取りに行ってファウルするのではなく、一回、持たせたほうがいいときもある」と述べた。
「相手に簡単にFKを与えないことが大事」と先の両者が口をそろえた一方で、決められた立場のGK山田元気は、「前節は一歩も動けなかった。自分に対して腹立たしい。今後の課題にしないといけない」と自らを責めた。
若いだけに、失敗が今後の糧となる側面もあるが、「試合に出ている以上、経験になった、とか言っていられない」とキッパリ。「使ってもらっている和田さんに申し訳ない。次、また出られる保証はないけど、しっかり準備して、試合に備えたい」と今節の栃木戦へ向け、目をギラつかせた。(小田 尚史)
(BLOGOLA編集部)
2015/06/17 18:10