ここ2試合、CBからボランチにポジションを移して好調のチームを支えている横山知伸。「最初は見え方が違う感じはしたけど、やっていくうちに慣れてきた。感覚は戻りつつある」と頼もしい。中央で相手のプレッシャーを回避しながらボールを運べている点については、「個人だけじゃなくて、周りとの関係性とかでボールを回せているところもある。練習をやっていくうちに良くなっていると感じる」と着実に手ごたえを得ている様子だ。
今節(明治安田J2第17節)の相手・讃岐には横山の先輩にあたる帝京高OBが多い。北野誠監督をはじめ、良輔、徹也の木島兄弟、元・大宮の高橋泰、そしてこちらも元・大宮で横山と同級生の大沢朋也。「公式戦では(対戦は)初めて。草サッカーみたいな感じではやったことあるけど、真剣な場でやれるのは楽しみ」という横山は、「みんな先輩でベテランだけど、しっかり勝っていきたい」と宣言した。
(大宮担当 片村光博)
2015/06/05 07:00