右ひざのけがにより、4月末から別メニュー調整が続いていた林彰洋が練習に合流した。「感覚は鈍っています」と話したものの「良くなる一方だなという風に見てますし、自分の中で少しずつでも着実に取り戻していくだけ」と前向きに話していた。
森下仁志監督も「非常にポジティブ」と林の復帰を喜んでいたがやはり、気になるのは実戦復帰のタイミング。林自身は「復帰した以上はいつでも準備ができているからこその復帰」と強気に話しているが指揮官の判断に注目が集まる。
約1ヶ月の離脱となったが「また新たな部分を出せればいいと思うし、休んでいたときもただ、休んでいただけじゃなく頭を使えたのでそういうところを、出られなかったときに成長して、またチームの勝利に貢献できるようにしたい」と林は単なる休養ではなかったことを強調。浦和戦での復帰は不透明だが首位浦和との一戦を前に頼もしい存在がチームに戻ってきた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/05/29 17:23