FC東京のDF森重真人が21日に誕生日を迎え、今季のリーグ制覇達成にあらためて意気込んだ。
東京・小平の練習場でファンにも祝福された森重。練習後に記者を前にいまの気持ちを述べた。
「いまは『ああ、28歳か…』という感じで。でもそう言ったら、(先輩の)ナオさん(石川直宏)に怒られました(笑)。榎さん(榎本達也)、ニュウさん(羽生直剛)、ナオさんと先輩たちはみんな第一線でしっかりプレーしている。そういう選手に自分もなりたい」
現在日本代表の主力としても活躍する、青赤のDFリーダー。まだまだJリーグを代表するCBとしても、輝き続ける覚悟を示した。
そして、同時に今季にかける思いも語った。
「(28歳になったこのシーズンで)東京でもいい結果を残したい」
この前日に行われたJリーグヤマザキナビスコカップ第5節・甲府戦(2○1)では、武藤嘉紀の先制点を華麗な軌道を描くクロスでアシスト。「狙い通りのボールだった。これで(太田)宏介に一歩近づけました(笑)」と、アシストを連発する同級生を意識した発言をしていた。28歳になり、アラサー世代の仲間入りを果たした森重。これからも守備で攻撃で、チームを支える頼れる主将としてプレーし、悲願のリーグ制覇に向けて邁進していく。
(FC東京担当 西川結城)
2015/05/21 21:47