14日に関西大学との練習試合が行なわれた。
30分・45分・30分の3本が行なわれ、主力組は1本目に登場したが、攻守ともに低調な内容だった。特に守備では連動してボールを奪えるシーンが少なく、「イメージどおりにできていない。自分たちのミスでピンチになることはなくさないといけない」(山田元気)、「前から連動していくこと、プレッシャーにいくことを修正して愛媛戦に臨みたい」(駒井善成)と課題を述べている。
一方、2本目はアピールに燃える選手たちが攻守に躍動。有田光希は起点を作りつつ決定機も決めてハットトリック。5連戦の疲労により週明けは別メニュー調整だった石櫃洋祐も、ファン・ジンソンの先制点をピンポイントクロスでお膳立て。佐々木勇人は「前からプレッシャーを掛けて、奪えたらスピードに乗って攻撃へ移れるように意識している」という言葉どおり、プレッシングと攻守の切り替えの速さを実行。指揮官からも賞賛を受けていた。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/05/14 21:44