今節(明治安田J2第14節・徳島戦)、ホームで5試合ぶりの勝利を目指す東京V。今季は、ここまでホームでは1敗のみと、かなり強さを発揮しているのだが、実は味の素スタジアムでは前半に1点も取れていない。第7節の岐阜戦(4○3)を始め、45分よりかなり短い後半のアディショナルタイムでこれまでに計4点を取っているのにも関わらず、前半に点を取った試合はリーグ13試合のうちでも3試合のみである。
当然、前半に点を取ったほうが試合は優位に進められるわけで、「(後半)サポーターに向けて行っている引力は強いけど、この間サポーターのみなさんと話をして、(前半に背後から)押す力もすごく感じているから、ゴールまで押し出してという話はしておいた(笑)」と冨樫剛一監督。記者から聞かせ初めてその事実を知った中後雅喜も、「開始1分でもファーストプレーからでも狙っていく」と話しており、なんとかジンクスを払しょくしたいところである。
(東京V担当 石原遼一)
2015/05/14 20:40