明治安田J2第9節・北九州戦に向けて、22日の練習前に行われたミーティングでは開幕から8試合分の様々なデータが選手に提示された。
例えば「シュート数やボール支配率はJ2全体の中でも高いが、それとチャンスの数が結びついていない。枠内シュートが少ないのに決められていない」(菅沼駿哉)や「空中戦は自陣では勝率が高いが、敵陣での勝率は低い。うちには前線の高さがないし、クロスの入れ方も考えないといけない」(和田昌裕監督) といった改善点を数字を使いながら客観的に説明して、チームとしての共有を図っている。
同時に「(北九州は)シュート数は少ないが、決定力や枠内シュートの数字は高い」(有田光希)など、相手の特徴も落とし込んでいる。
それらを踏まえて、今週の練習では守備ブロックを形成する相手をどう崩すのかといった攻撃面に関する内容を実施。23日の練習では、選手の組み合わせや布陣を複数パターンで確認するなど先発争いも活気づいている。
(京都担当 雨堤俊祐)
2015/04/25 07:00