U-22日本代表のAFC U-23選手権に参加していたが、脳しんとうのため途中離脱した岩波拓也が31日、いぶきの森球技場に姿を現し、ジョギングなどで汗。2日から本格的に練習に合流する予定だ。
岩波は「(攻撃の)セットプレーでボールと思ったら頭だった」と脳しんとうを起こした初戦のシーンを冗談交じりに話し、「2試合目に一番出たかった。他はA代表の試合があったので・・・」と注目度の高い2試合目の出場を逃したことを悔やむ。どうやら変わらず元気なようだ。
遠征中には神戸のことが気になった。「友達に頼んで、テレビ電話に中継の画面を映してもらって見てました」という。同期の前田凌佑の神戸デビューも見届け、「早く一緒にプレーがしたい」と話した。
31日にはU-22代表の3戦目が中継されるが、「家の8チャン(8チャンネル)が映らない。帰って調整します」と冗談を挟みつつ、週末の明治安田J1第4節・広島戦に「もちろん出たい」と意気込みを伝えている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/03/31 15:16