明治安田J2開幕戦の金沢戦(1○0)で負傷交代したムルジャだけでなく、家長昭博も負傷離脱となってしまった大宮。ムルジャは順調に回復しているが、今節・京都戦の出場は依然として微妙な状況にある。
家長の離脱について問われた渋谷洋樹監督は、「彼はボール保持が卓越しているけど、(不在ならば)逆に周りの選手がもっとサポートしたり、イメージ付けをしたりしないといけない」と対応策について言及。その上で「ほかの選手の良さもあるので、それでチャンスをつかむ選手もいる。チャンスをつかんでほしいというのが私の希望」と出場機会を得る選手たちの奮起に期待した。
開幕前から「アキさん(家長)に頼り過ぎないように」と口にしていた泉澤仁は、「自分としては『もっとやれる』、『もっと引っ張っていきたい』と思っている。アキさん(家長)やムルジャのように今までやってきた選手がいなくて、出ていなかった選手や若い選手が頑張るべきだと思う」と意気込んだ。
(大宮担当 片村光博)
2015/03/20 07:00