磐田との開幕戦は1-3で敗戦と悔しいスタートとなったが、ある事実に気づくと気分が楽に。
去年の開幕戦は本城での京都戦。開始8分の先制ゴールは原一樹。しかし、3つの失点を重ねて敗戦スタート。もちろん、その後に勝ち点を着実に重ねて、最終的に5位で終えたことは周知の事実だ。つまり、『原の先制ゴール』と『その後に3失点』を喫しての『逆転負け開幕スタート』の組み合わせは、吉兆のサインなのではないか。そう考えると、磐田戦の敗戦も悪くないのでは、と。
その磐田戦での原のゴールはFKを直接沈めたもの。FK地点には風間宏希、小手川宏基、近藤祐介も集まったが、「よく練習していた場所だったし自信があったから、どうしても蹴りたかった。最後は年功序列で(笑)」と、原がキッカーの権利を勝ち取った。そして「今回、決めたので、今後もキッカーを決める際には先頭に立って主張できます」と、早くも次のキッカー役に立候補したのだった。
(北九州担当 島田徹)
2015/03/11 14:26